コロナ後の時代は、定額「宿」よりも、「住まい」の時代が来る。

すごく久々の更新となる。

今年こそブログを書くぞと宣言して早数年。日を追うごとにブログから遠ざかっているのは忙しさというより、以前ほど仕事と私的な活動の境目が無くなってきたというのも大きいかもしれない。

でも、自分の根底にはやっぱり仕事と切り離して創作も続けたいという気持ちがあるため、仕事では書くことのないテーマについて書いていければと思う。

今日は、最近の家以外の生活空間について感じていることを書いてみる。

外泊の代わりに、近所にもう1つの部屋を持つ。

今年の2月くらいまでは、平日は自宅で過ごし、週末はどこかに外泊するというのが僕の生活だった。

HafH(定額制宿泊サービス)に入っていたのと、友人が借りている(が、ほとんど住んでいなかった)横浜のアパートを格安で使わせてもらっていたため、月1万5千円くらいの支出で、いつでも自宅以外に宿泊できる環境があったためだ。

高校教師、住まいを捨てる』という本を執筆した方がいるように、家を持たず、1泊2,000円前後で泊まれるゲストハウスで生活する人もいるようだから、僕のように自宅と宿を一定の割合で使い分けている人はそれなりにいるのではないかと思う。

しかし今年の3月以降、世の中全体が外泊という風潮では無くなってしまったため、どちらも休止。更に友人の事情もあり、横浜のアパートは先日引き払ってしまった。

HafHもコロナ後しばらくは会員を続けていたのだけど、いつまで経っても使える見込みがないので休会することにした(最近ボチボチ再開中ではある)。

「宿」の代わりに「部屋」を持つことの便利さを知る

その代わり、コロナ期間に新しく試みたこととして、自宅からすぐ近くのところにアパートを借りた。住まいとしてではなく、自分のNPOの事務所代わりという目的だ。

コロナの影響根深く、人が集まるような活動はまだできていないが、一時期在宅勤務を行っていた時期は仕事場として重宝した。

自宅以外の仕事場があるというのは便利だが、職場に宿泊したいという気持ちにはならないため、仕事終わりには必ず自宅に戻っている。

更に最近、自分の昼の職場でも、スペース拡張のために職場の斜め向かいのアパートを借りて、今、僕はそこで毎日仕事をしている。たまたまとはいえ、この半年で2箇所、自分の仕事スペースとしてアパートを借りさせてもらうにことになったのだ。

この2つの空間があまりにも快適なので、今までみたくスタバに行ったりとか、泊まりに行ったりしなくても、集中して仕事ができるようになった。

でも、僕はカフェやゲストハウスで作業する時間そのものが好きだし、余計なものが何もないからこそ、普段思いつかないアイディアを考えられたりする。

そう言う意味では、自宅や職場以外で過ごす習慣は今後も変わらない。

「宿」の不便さは、チェックアウトが早いこと

ゲストハウスの宿泊を生活の一部とする生活は、刺激的なのだが、難点は、当然のことながら(基本一泊のみの利用なので)チェックアウト時刻以降に滞在できないことだ。

多くの人にとっての休日は、昼の時間である。ゆえに休息という意味ではあまり利点がなく、結果どこかのカフェに行ったり、移動したりで時間もお金もかかる。

そういう意味で、自宅以外のアパートって便利だなと感じるようになった。

ただ、アパートを借りるためには、審査があったり、家具を揃えたり、気軽に解約できなかったり、色々と覚悟が必要なため、現実的な選択肢にはなり得ない。

理想としては、職場としてではない、気分転換用の宿とアパートの中間のような場所、ゲストハウスのドミトリーなどを月借りができたら良いと思う。

ゲストハウスだって、大量の空きベッドを作るくらいなら、格安でも毎日借りる人がいた方が経営的には助かるはずである。

自宅とは別の「住まい」を持てる金額はいくらくらい?

参考までに、定額制宿泊サービスのHafHの値段を見てみると、1ヶ月丸々泊まれるプランを(最近期間限定で¥82,000/月から¥53,300/月に値下げした)1泊に換算すると¥1700/日くらい。

ちなみに1番安い「おためしHafH」は(月2泊までで¥3,000のため)1泊換算で1,500円。

なお、それより上のプランの「ちょっとHafH(¥10,400/月5泊)」と「ときどきHafH(¥20,800/月10泊)」は1泊換算で2080円と、全プランの中では一番割高である。

ちなみにこの2つは、値下げキャンペーンが終了すると、1泊換算3,200円の設定となり、お試しHafHの倍以上の単価になるので、お得感が低い。

比較対象として、Booking.comに掲載されているゲストハウスを検索すると、1泊の相場は、大体¥1,500〜¥3,000くらいなので、1ヶ月全部に予約を入れた場合、安い宿なら¥45,000〜¥50,000くらいになる。

こう考えると、1ヶ月丸々借りるより、仕事休みの日に2日間分予約し、1日目は宿泊用、2日目は休息用に昼間のみ滞在し、夜チェックアウトするような使い方もアリかなと思えてくる。

「カジュアルな宿泊」という、素晴らしい文化が消えないために。

近場のゲストハウスに宿泊するのは、ここ数年の僕の趣味の1つなのだが、自由に住まいを選択できる生活は、ちょっと前では考えられなかった体験だ。

東京オリンピックを前にして、日本には沢山のゲストハウスが建設されていたのだけど、新型コロナウイルスの危機により、そのほとんどが経営の危機に晒されていると思われる。

この新たに生まれつつあった文化が消えてしまうのはあまりにも勿体ないし、悲しい。

コロナが収束するまでの期間だけでも、国内の需要を喚起する魅力的な宿泊プランの登場を願っているのは僕だけではないと思う。




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ABOUTこの記事をかいた人

最後までお読みいただきありがとうございました。 精神保健福祉士として福祉施設の運営を行う傍ら、生活困窮家庭の子供たちに無償の学習支援教室を開催する、NPO法人街のひろばの代表をしています。様々な場所に出かけ、様々な人と出会いながら、生きづらさや、挫折を抱えても、常識に縛られることなく、心から楽しいと思える生き方を創造できる世の中を創ることを自分のミッションとしています。