iPhoneだけでLOG撮影とグレーディング(LUT)が可能な時代が来た。

iPhoneだけでLOG撮影とグレーディング(LUT)が可能な時代が来た。

今日の記事は、上手く書き切れる自信があまりありません。笑

なぜなら僕は、映像の専門家ではありませんし、LOG撮影もLUTのことも正直ちゃんと解っていません。

とりあえず、ビデオカメラにも、デジカメで言うところのRAWファイルのようなフォーマットがあり、それをLOGと呼ぶということと、同じくデジカメで撮影をした後に、Adobe Lightroom等で色調整してから書き出し(現像)するように、LUTと呼ばれる映像用のカラープリセットが存在する(それを使い色調整し、書き出しを行う)いうことを抑えておけば、この記事の概要は伝わるのではないかと思います。

更に詳しくは、下記Movie for lifeさんのサイトがとても解りやすいと思いますのでぜひご参照ください。

【図解・動画サンプルあり】LOG撮影からLUTによる色補正の流れについて |
LOG撮影やLUTなどが「色補正」についてのことはなんとなく知っていたものの僕自身が全体像を理解するのにちょっと苦労したこともあり、一連の流れで理解するまでに時間がかかったこともありましたのでせっかくの機会なので自分の理解した流れで説明していきます。

LOG撮影した映像にLUTを適用し色補正を行うための一番メジャーなソフトはDaVinciDissolve(ダヴィンチディゾルブ)という無料ソフトですが、Final Cut Pro Xも、バージョン10.4からはプラグインの追加無しでLUTの適用が出来るようになりました。

ちなみに2018年3月10日時点では、iMovieにはこれらの機能は搭載されていません。

この辺りからも、LOG撮影とLUTによる色補正は、基本的にプロフェッショナル向けの用途と考えられていると言って良いでしょう。

それでも今日、趣味程度にしか映像を取らない僕がこの記事を書こうと思ったのは、スマホ1つでLOG撮影とLUTでの色補正(グレーディング)を手軽に行えるようになっていたことを知り、衝撃を受けたからです。

そう、今までは高価なビデオとハイスペックなマシン、プロフェッショナル向けのソフトウェアがなければできなかたかもしれない映像制作が、iPhone1つあれば出来てしまう時代が来たのです。

これがスゴいことなのか、大したことないことなのか、正直言えば良く分かりません。

ただ、僕の拙い知識で言えば、この作業がiPhone一台と、数千円の投資(有料アプリ)で完結できてしまうことは、ビデオクリエイターにとって、また1つ新しい時代が来たのだと思っています。

iPhoneでLOG撮影を可能にする究極の動画アプリ・FiLMiC Pro

前置きが長くなりましたが、まずご紹介するのはFiLMiC Pro(フィルミックプロ)です。

FiLMiC Pro

1,800円
(2018.03.12時点)
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こちらはiOSの動画アプリ部門で数多の賞を受賞するなど、既に多くの方に知られているツールでもあるのですが、Ver6になり、これまでBlackmagic Design シネマカメラや、高価な機材でしか撮影できなかったLOG撮影を、世界で初めてスマホで(iPhone7以降という条件はあるものの)可能にしたアプリでもあります。

FiLMiC Proの使い方の説明は、既に多くの方がブログやYouTube等で紹介してくださっているので、そちらを参照頂ければと思います。

(僕自身は、下記Life Style STANDERDさんのサイトを参考にさせて頂きました。)

iPhoneで本格的に動画を撮るなら「FiLMiC Pro」アプリがオススメ!Log撮影も可能。
こんにちはYuu(@yuu_u1)です。先日、ツイッターにこんなツイートをしていたのですが…久しぶりにiPhoneで動画撮ってみました。いい感じに撮れそうなので引き続き撮りに行こうかな。ツイッターのアップ動画ではかなり劣化ひどいと思いま

FiLMiC Proは、LOG撮影だけでなく、撮影時のビットレート(画質)・解像度(画面サイズ)・フレームレート(コマ数)の変更、高品質な手ぶれ補正等、詳細な設定が可能ですので、iPhoneでワンランク上の動画撮影を行いたい方にはおススメのアプリです。

FiLMiC Pro単体ではグレーディング処理(LUTの適用)ができない。

ただ、このアプリでLOG撮影を実際にしてみて、ふと疑問に思ったんですよね。

LOGで撮影した映像って、どうやって現像するの?と。

幸い僕はFinal Cut Pro Xを持っていますので、先に紹介したMovie For Lifeさんの記事を参考にさせて頂き、LUTの適用方法は何となく解ったのですが、iPhoneサクッと撮った動画を、いちいちFCPに読み込ませて色補正しなければいけないのは面倒だと感じました。

DaVinciDissolveは無料のソフトウェアだけど、Final Cut Pro Xの操作もろくにマスターしていない僕が、iPhoneの動画のためにこのわざわざこのソフトの使い方を新たに覚えねばならないのも面倒です。

写真アプリのVSCOのように、iPhoneでRAW撮影と現像が完結出来るのが理想なのですが、残念ながらFiLMiC Pro単体では、LUTの適用などは出来ないようです。

そこで、iPhoneでLOG撮影した動画をそのままiPhoneで現像できるアプリが無いかググってみたのですが、僕の知る限り、そうした機能を紹介している記事を見つけることはできませんでした。

ならばと、ダメ元でApp Storeを検索して見たら、なんか、Video LUTとかいう、それらしきアプリがあるじゃないですか。

Video LUT

360円
(2018.03.12時点)
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Video LUT Grading

240円
(2018.03.12時点)
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Video LUTは果たして実用性のあるアプリなのか?

この記事を書き始めた2018年2月現在には、このアプリについてGoogleで検索してみても、解説やレビューのページが1つも見つかりませんでした。

App Storeのレビューも投稿されていませんので、よっぽど新しいアプリなのか、それらしい機能を謳っておきながら実際にはLUTの色補正は出来ない偽アプリなのかで随分購入を迷いました。

でも、このアプリと思しきYouTube映像(次項目にてリンクした映像)を見てみたところ、やっぱりコレって自分が探し求めていたアプリそのものなんじゃないか?と思い、人柱になるつもりで購入してみました。

結論から言うと大正解

なんと、このアプリがあれば、iPhoneだけでLUTの適用と色補正(グレーディング)が可能になります!

Video LUTは外部LUTのインポートにも対応

アプリ単体でも結構色々なプリセットが入っているのですが、Video LUTは、ネット等で配布されている有料/無料のLUTもインポート可能です。

DropboxやiCloud Driveなどの、ネット経由でのインポートも出来るのですが、プリセット集などで複数のLUTを同時に読み込みたい場合は、以下の映像でも紹介されているiTunes経由でのインポートが断然楽でした。

使い方は、以下の映像を見れば大体わかるようになっています。

実際に有料で購入したLUTをインポートさせて映像に適用させてみたのですが、これぞまさに、僕が求めていたアプリそのままでした。

これがわずか数百円で出来てしまうんですから、FiLMiC Proと合わせて購入するのがベストじゃないでしょうか?(というか、FiLMiC Proにこの機能を追加してもらえたらベストですね。笑)

誰でも手軽にLOG撮影とグレーディングを楽しめる時代が来た

映像のクオリティその他の部分については、DaVinciDissolveやFCPなどで色補正した映像と見比べたりはしていませんので、専門的な評価はできないのですが、僕の用途はせいぜい旅先で撮った映像を好みの色に補正して、iMovieで軽く編集して記録しておく程度ですので、これ以上の望む点はありません。

逆に言えば、iPhoneで手軽にLOG撮影して、自分の好みのLUTで色補正して、iMovieで編集して最後に音楽を付けてYouTubeで共有するみたいな使い方をメインにしている方であれば、FiLMiC ProとVideoLUTがあれば全て完結します。

これらの工程に、わざわざMacやPCといったシステムを必要としないという事が、映像クリエイターにとっての新しい時代の幕開けだと感じたのですが、このアプリの詳しい使用方法やサンプル映像に関しては、今回はあまり触れられなかったため、また機会があればそちらについてもご紹介できればと思います。

iPhoneだけでLOG撮影とグレーディング(LUT)が可能な時代が来た。

ABOUTこの記事をかいた人

Author : Kosuke Matsuura

最後までお読みいただきありがとうございました。 精神保健福祉士として、日本で1番「うれしい・たのしい・やさしい」のある福祉施設の運営を目指すNPO法人インターメディカルの運営を行う傍ら、生活困窮家庭の子供たちに無償の学習支援教室を開催する、NPO法人街のひろばの代表をしています。タイへの旅がきっかけで、タイ古式マッサージや瞑想についても勉強中。国内外問わず、様々な場所に出かけ、様々な人と出会いながら、生きづらさや、挫折を抱えても、常識に縛られることなく、心から楽しいと思える生き方を創造できる世の中を創ることを自分のミッションとしています。