『ブログ飯』の著書でもある、プロブロガーの染谷昌利さんがこんな記事を書かれていました。
なぜブログ記事が書けないと悩んでいる人は、パソコンに向かってから気合を入れて文章を書こうとするのか
僕はここ2年くらい、今年こそブログを書く、ブログをもっと書きたいと言い続けているのですが、実際は実現できておりません。
理由は時間がないからなんですが、この「時間がない」という言い訳、本気で考えて実行すれば色々改善できるんだろうなとも思い続けて今に至っています。
そんな時にふとこの染谷さんの文章に出会った訳ですが、ブログを書くことが習慣化できるとは、すなわち隙間時間をどう活用するかであるという基本に気付かされたわけです。
隙間時間の使い方は、精神保健福祉士の資格の取る際にかなり活用していましたので、自分にとっては新しい試みではない筈なんですが、それでも今、この言葉が新鮮に響きました。
僕は、ブログを書くとなると、染谷さんが記事で指摘されている通り、机に座ってMacbook開き、テキストエディタを開いて、っていうところから始めてしまっていました。
ですので、ブログを書くスタートラインに立つまでの敷居がつい高くなってしまっていたのです。
今、この文章は電車の移動中にiPhoneのタッチ入力で書いているのですが、書いてみれば案外スラスラ書けるんだなと驚いています。
僕が今この文章を書きはじめた時に考えたことは、
- 電車でもっと気軽に書く習慣を作りたいので、とりあえず書く練習をしよう
- iPhoneのタッチ入力が嫌い(早く打てても打ち間違えが多い)なため、長文入力は外付けキーボードを使ってきた。でも、ちょっとした移動の際にキーボードを出すのも手間(膝の上でのタイピングも思ったより快適ではない)なので、ここにもブログ執筆を億劫に感じる仕組みがあったことに気づいた。
- 外付けキーボードを使わなくても長文をスイスイ書く練習をすれば状況の改善が見込めるのではないか。
- iPhoneのタッチ入力での長文執筆を再度練習してみよう。
- 投稿するかどうかは考えず、あくまでも練習として、とりあえずブログの下書きを意識した文章を書いてみる。
というような内容です。
少なくとも、電車の移動時間で、悩み事なんかを悶々と考えてるような時間が日常にあるとしたら、文章を書きながらiPhoneの文字入力を練習している方が遥かに生産的であり、精神衛生上も良いことは間違いありません。
上に引用した染谷さんの記事で最も心に響いたのは、
「超」文章法(中公文書 著:野口悠紀雄)の中にこのようなフレーズがあります。
『書き始めることが重要。準備はいつまでたっても整わない。始めればレベルはどうあれ完成に近づく。レベルはあとで上げていけば良い。それが成長。』
この言葉は一つの真理で、*始めなければ何も進まないのです。まず書き始めること、そして続けることが重要です。
準備はいつまでたっても整いません。
「準備はいつまでたっても整わない」
正にその通りだと思います。
自分でも以前、
という記事で、文章を書くコツは、書いている途中で止まらないこと。どんなに誤字脱字があろうとも一旦書き始めたらまずは最後まで書き終えてみる。誤字はそこから直せば良いと書いたのですが、僕にとってブログが継続できない一番の理由は、何かしらの理由で途中で書くのをやめてしまうクセからまだ抜け出せないことにあるのだと思いました。
理解していることでも時間が経てば忘れてしまうし、実践しなければ身についていかないものですよね。
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