読書と言えば、最近はアマゾンの電子書籍のKindle(キンドル)で読むことがほとんどです。
僕がKindleで本を読む理由はただ1つ。
文章の音声読み上げ機能が非常に便利だからです。
- 読書をする時間がない
- 長い文章を読むのはしんどい
- 毎日の移動や家事の時間を有効に使いたい
- 有料の朗読サービスは契約したくない
iOS付属の音声読み上げ機能を使えば、有料のサービスに契約しなくても、お手持ちのKindleアプリ(無料)だけで音声読み上げが可能になります。
勝間和代さんがブログでお薦めしたことなどがきっかけで、一部の方には知られるようになってきていますね。
この機能の便利さは、21世紀の読書革命と言っても過言ではありません。
僕も今、毎日仕事をしながらKindle読み上げを再生し、2日に1冊ベースで読書を楽しんでいます。
設定も一瞬でできて超簡単なので、スマホ初心者にもオススメです。
ぜひ、ご活用ください。
音声読み上げの設定方法
①設定アプリからアクセシビリティを選択します。

②アクセシビリティの中の読み上げコンテンツを選択します。

③読み上げコンテンツの中の画面の読み上げの項目をオンにします。

以上でiOS側の設定は完了です。
④次にKindleアプリを起動し、読み上げを開始したいページで画面上側から下に向かって2本指でスワイプします。

⑤音声コントローラーのパネルが表示され、音声読み上げが開始されれば成功です。

画面上から下への2本指スワイプが苦手な場合は、設定>アクセシビリティの読み上げコンテンツ画面で、音声コントローラーの項目を入にすれば、コントローラーパネルが常時表示され、再生ボタンを押して読み上げ開始することもできます。
iOS標準のアクセシビリティ機能を使って読み上げを行なっているため、イントネーションなどが機会的で、初めは違和感があるかもしれません。
慣れれば全く気にならなくなりますが、設定>アクセシビリティの読み上げコンテンツ内の声の設定から、音声のタイプを選択することもできます。

男性の声か女性の声かなど、自分が一番聴きやすいタイプを選択すると良いでしょう。
個人的には、Siri男性が一番聴きやすいですかね。
なお、Otoya(拡張)など、(拡張)と書いてあるものは、より自然な音声を再現するために大きめのデータをダウンロードして使う設定なのですが、イントネーションが逆に不自然に聞こえるので、オススメしません。
注意点(音声読み上げが止まる条件)
- 画面をオフ(ロック)にする
- 別のアプリやホーム画面に切り変える
- ページに画像や図が入っている
Kindle以外のアプリに切り替えたり、ロック画面にしてしまうと、表示されているページが終了した時点で読み上げが止まってしまいます。
そのため、読み上げを継続させるためには、Kindleを起動したままにしなければいけませんので、結構バッテリーを消費します。
また、図や写真を挿入しているページでも、読み上げが停止してしまいます。
そういう場合は図のページを手動で進ませ、もう一度再生すれば続きから開始になります。
以上のようなデメリットはあるのですが、世の中に存在する数多の本が、特別な料金を払うことなくオーディオブック化出来てしまうのですから、その恩恵は大きいです。
Kindle Fireなら、ロック画面や、画像のあるページでも音声読み上げを続行可能
なお、Amazon純正タブレットのFireシリーズであれば、Kindleアプリ自体に音声読み上げ機能が内蔵されていますので、より便利に使うことも出来ます。
Fireシリーズは、数千円で手に入れられますので、読み上げ機能を多用されているのであれば持っていても損はしないで、ぜひ購入しておきましょう。
Kindleの便利な使い方について以下の記事も書いています
Kindleの便利な使い方第2弾。
マーカー(線引)とメモ機能を使うと更に読書が便利になります。