格安SIM(BIC SIM)で無料で留守電機能を使う方法を試してみた。

シェアする

格安SIM(BIC SIM)で無料で留守電機能を使う方法を試してみた。

昨年の10月にSIMフリーのiPhoneに買い換えたことに伴い、長年使用してきたソフトバンクから、格安SIM(BIC SIM)にMNPをして日々を過ごしています。

3ヶ月を過ぎての感想は、相変わらず快適の一言に尽きます。

こと電波状況に関しては、混雑すると言われている昼の時間帯@埼玉でも不具合を感じたことがありません。

むしろ、元々使っていたソフトバンクよりも通信スピード測定結果が早いくらいです。

月3GBという契約内容も、Wi-Fiを上手く活用すれば半分以下の使用量で済んでいます。(BIC SIMなどIIJみおふぉん系のサービスは、未使用分を翌月に繰り越せるので、今の時点で残り5GBくらいまで溜まっています。)

これで通信料が(本体代を除いて)月1600円なんですから、驚くより他にありません。

と、ここまでは良いこと尽くめなのですが、仕事柄、見知らぬ方からの着信が入ることも少なくないため、当初無くても良いと考えていた留守番電話サービスが無いことだけは、若干不便に思うことがありました。

ということで、以前から存在だけは知っていた、格安SIMで留守電オプションに加入せずに留守電サービスを使用する方法を試してみることにしました。

BIC SIM(IIJみおふぉん)の留守電サービスは有料オプション

念のために説明しますと、僕の加入しているBIC SIM(大元の通信業者はIIJのみおふぉん)でも月に300円払えば大手キャリアと同じような留守電サービスを利用することは可能です。

ですが、月1回入るか入らないかという程度の留守電に毎月300円使うのは、格安SIMに入っているメリットが減少してしまうので、僕は加入していません。

余談ですが、僕は当初、この留守電サービスとは、電話機本体の電話を切っていたり、圏外にいる時に着信した際の留守電機能なのかと思っていました。

なぜなら、iPhone単体に留守電を録音する機能があると思っていたからなのですが、それは勘違いで、iPhone単体に留守電機能は無いようです。

つまり、格安SIMでiPhoneを使って留守電が使いたければ、結局のところ留守電サービスを契約する以外に方法が無いということです。

しかし世の中には、うまいことをを考える人がいるものですね。

わざわざ上記の有料留守電サービスに加入しなくても、無料で同様の機能を利用できてしまう技があるのだそうです。

それを解説したのが以下のページです。(引用元:いつもマイナーチェンジ様

無料で他社の留守電サービスが使える仕組み

どういう事かと言うと、IP電話という、データ通信回線(=電話回線ではない)を使って電話と同等の機能を使用できる(050から始まる電話番号を持ち、外線電話が掛けられる)サービスがあり、その留守電機能だけを使って擬似的に留守電サービスとしてしまうのです。

文字だけで書くと何のことだか解りづらいと思いますが……、大雑把に言えば以下のような状態にするということです。

  1. 留守電機能のない格安SIMを契約(090または080から始まる電話番号)する。
  2. 無料で契約できるIP電話業者と契約して、サブの(050から始まる)電話番号を持つ。(この番号から発信した時だけ利用料が掛かるが、発信しなければ0円で運用できる)
  3. 格安SIM(090または080番号)のには、不在時に他番号に転送する設定があるため、この機能を使って不在時にはIP電話(050番号)に転送させるよう設定する。
  4. 転送先のIP電話の留守電サービスに録音してもらう。

と、書いても、まだまだ何だか複雑そうでよね。。。

僕も手続きが面倒くさそうで、ずっと躊躇していたのですが、やってみたら思いの外簡単でした。

IP電話の契約と、留守電サービス設定までの流れ。

設定方法はやはり、以下のページを参考にさせていただきました。(引用元:いつもマイナーチェンジ様

僕が契約したIP電話の業者は、 FUSION IP-Phone SMARTという会社です。
ひとまずは、下記のアプリをダウンロードします。

ざっと調べただけですが、IP電話の基本使用料が0円なのはこの業者のみとのことですので、実質選択肢は他に無いのかもしれません。

アプリをダウンロードしたら、FUSION IP-Phone SMARTのサイトで登録手続きを済ませます。

無料だし、IP電話って品質とかどうなの?と思っていたのですが、使ってみてびっくりしました。

これ、無料でいいの?って言うくらい便利です。
と言うか、大手キャリアの留守電サービスより高機能なのです。

一番感動した点は、留守電の音声をメールで添付して送ってくれるという機能です。
これを使えば、わざわざ留守電センターに電話して録音チェックという作業が不要になります。

留守電の音声をメールで受信するための設定方法

  1. FUSION IP-phone SMARTのMyページにログインする。
  2. 各種設定をクリック
  3. 着信転送/留守番電話設定
  4. 以下の留守番電話設定の欄で、着信メール通知 + 録音データファイルの添付にチェックを入れる
  5. FUSION IP-phone SMART留守番電話設定

  6. 確定を押す

確認画面で以下のように表示されれば設定完了です。

FUSION IP-phone SMART留守番電話設定

これで登録時に設定したメールアドレス宛に留守電の音声データ(WAV形式)が添付されて届くようになります。

留守電受診時のメール本文はこんな感じです。

FUSION IP-phone SMART留守番電話設定

メール冒頭の非通知と表示されている部分には、実際は相手の電話番号が表示されます。

Myページに保存されている、サーバー上の音声データは、7日間で自動的に削除されるということなので、メール受信を設定しているのであれば、特に自分で管理しなくても大丈夫だと思います。

まとめ

自分で契約その他の設定をするのが手間でなければ、格安SIMのサービスはつくづく魅力的だと改めて思いました。

ですが、こうして通信料を安く設定できる前提条件として、世の中の格安SIMは共通して、NTT Docomo等の大手キャリアの電波を間借りしているという事実があります。

大手の携帯会社との料金や使い勝手がこうも異なると、ユーザーの流出も激しいでしょうから、母体となる大手キャリアがいつまでこういう状況を許してくれるのだろうかと、素人ながらに不安に思う点はあります。

また、こうして価格や使い勝手に魅せられてユーザーが増えれば、その分通信回線を分配することになりますので、いつまで快適な環境が保たれるのかも未知数です。

格安SIMの導入を検討されている方は、これらのリスクも覚悟する必要があるかもしれません。

なんにせよ、良い形で競争が進み、日本の携帯サービス業者全体のサービス向上につながってくれれば良いですよね。

Author : Kosuke Matsuura
最後までお読みいただきありがとうございました。

精神保健福祉士として働く傍ら、生活困窮家庭の子ども達に無償の学習支援教室を開催するNPO法人街のひろばの理事長をしています。タイへの旅がきっかけで、タイ古式マッサージのセラピストとしても活動しています。

街のひろばでは、子ども達をサポートしてくれる学生スタッフを募集しています!